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執筆者の写真Shunya.Asami

【Action 2018】「アートクラブ▶︎おわりをきめる」2回目の活動を終えて雑感


9月から埼玉県草加で、月1で開催しアドバイザーを務めている「アートクラブ▶︎おわりをきめる」。





「ART CLUB おわりをきめる」は、「じぶんがやりたいことを持ち寄り、それをやる場です。おわりは自分で決める。」をテーマに、以前から交流のある「NPO法人子ども広場草加おやこ劇場」のメンバーの方と協働して開催しています。


制作の前にアートカードを使ってアートクイズバトル!



今日、第2回を終え、やっぱり「おわりを自分できめること」は、制作者の特権であり、喜びであり、悩みの種だなぁと最近改めて考えています。

そして「おわりをきめる」ことを他の誰かに譲ってしまった時、とても大切なことを失ってしまうとも強く感じています。



筆者の小学校6年生の時に制作したキャラクターブックや新聞を参加者に見せる




ほとんどの物事は、自分ではない何がかおわりを告げて肩を叩いてきます。それは時間切れだったり、自分よりも力のある誰かの決定だったり、環境の変化など様々です。


子どもの時から多くの成功体験を積み重ねていくことの重要性は、誰もが疑わないところだけれど、こうした、自分の意思と異なる何かしらとの折り合いのつけ方、葛藤をどう扱っていくかについての経験をする場面は日頃あまりありません。そうした葛藤の末、自分のしたいことをどのように続けるのか、あるいは止めるのか、大切な決定を誰かに委ねてしまうのかー



それを自覚的に行う経験は、自分の人生を自分で進める力になると考えています。作品制作を通して、自分で制作の仕方を考え、進める中で上手くいく場面、上手くいかない場面に出会い、どこで、どうやって自分で「おわり」とピリオドを打つか。その場面に立ち会えたらとても幸福です。



自分のオリジナルのドレッサーをつくりたい!と形にする女の子。おわりはこのドレッサーでメイクをしたら?



自作カードの山を持参してくれた男子。イラストはクラスの友人にも書いてもらっているという。そのキャラクターを見て、特性を考え、遊ぶ。カードの制作がひとつのプロジェクトとなっている。


オリジナルのカードは、歴史の授業で習ったことや男の子ならではのネタもあり、おもわず笑ってしまう!



ダンボールで制作したというランドセル。これで登校したらとても楽しそう!

細部までとても細かいつくり!表面の加工も一工夫で質感がランドセルにそっくり!



親子での制作の様子。お母さんの制作が子どもに大きなインスピレーションとアイデアを生み出す。お母さんの制作を見て、見よう見まねで自分なりの動物を描く。



これもお母さんの作品。大好きな俳優の顔をつくる。黙々と集中して制作する姿を見て子どもはどんな感じなんだろう?今度聞いてみたい。



この草加での活動を通して、子どもたちやその保護者の方と接する中で、とても楽しく発見やアイデアに満ちた充実した時間がある。来月はどのような時間になるのかとても楽しみ。




来月は11/17(土)13:00-16:00開催!

どなたでも参加可能です。単発の参加も大歓迎!








アドバイザー:浅見俊哉 Shunya Asami (美術家・写真作家・造形ワークショップデザイナー)


参加費:1回1500円 場所:〒340-0011 埼玉県草加市栄町3丁目3-23 あそびとアートとつどいの場 おやこHouse お問い合わせ:NPO法人子ども広場草加おやこ劇場

電話048-936-1771 またはCONTACTよりメールでお願い致します。



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