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執筆者の写真Shunya.Asami

【Workshop2011】空間にライトで絵を描く!「アクション!ライト・ドローイング」岡山県立美術館レポート

更新日:2021年4月5日

去る、2011年7月29日(金)


岡山県立美術館、教育普及事業「こんにちは美術館」にて

『アクション!ライト・ドローイング』を行いました。




このワークショップは、ペンライトを動かしたり、電飾を身につけて動くことで空間に「光の絵」を描くワークショップです。撮影は、電気を消した室内で行います。自分のイメージを、他の参加者とのコミュニケーションを大切にしながら、「光の絵」を制作します。


当日は、2部制で行い、15名ずつの参加がありました。


ワークショップの主な流れは以下の通りです。



自己紹介の後、ワークショップの内容を説明し、制作方法を説明します。





その後、アイスブレイクも兼ねて、ライト爆弾ゲームをしたり、ライトを持って追いかけっこをしたりしてお互いの顔と名前を覚えます。


次にアイデアシートを渡し、描きたい作品をスケッチしてもらいました。






イメージが決まったらいよいよライトを身につけたり、持ったりして制作です。







自分が監督となり、描きたいイメージを実現するため、参加者に協力をお願いしたりします。


この時、「沢山の光跡がほしいので、体力がある人」や、「背の高い大人の人」、「ぴょんぴょん跳ねるのがとくいなこども」など、具体的な動きも指示を出しながらキャストを選んで行きます。


恥ずかしくてなかなか輪に入っていけない子も、いくつかの作品のお手伝いをすると、自分の作品の制作の時に、「一緒にやろう!」と積極的になっている場面も見られました。


制作環境は、HDMIケーブルでカメラとプロジェクタを繋ぎ、撮影後すぐに画像を大きなモニタで画像を確認できるようにしました。これにより、より具体的なイメージが湧き、何度も繰り返し撮影することで理想な作品に仕上げる一助となりました。


実際に制作された作品を以下に紹介します。



第1部









































第1部の最後には皆で「15秒人」で記念写真を撮りました。




第2部















































第2部の最後には、みんなでライトドローイング大縄をしました。








今回のワークショップの目的は、「光、身体の動き、人とのコミュニケーションを『素材』とした造形表現を体験すること。」でした。


自分自身の「身体の動き」、「工夫」や「人と人との関わり合い」を可視化し共有できるライトドローイングは、今後さらに追及することで、発展出来る余地があると感じました。


後日発行された岡山県立美術館広報紙「美術館ニュース 第94号/2011AUTUMN」に以下の記事が掲載されました。







最後になりましたが、ご来場いただいた参加者の皆さま、また岡山県立美術館の岡本様をはじめ、ワークショップに携わっていただいたすべての方に厚く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。



■WS.DATA


日時:2011年7月29 日(金)

1部:13時30分~15時30分

2部:16時~18時

会場:岡山県立美術館地下一階講義室

対象:子ども( 小学生以上) から大人まで

参加者:30 名




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