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  • 執筆者の写真Shunya.Asami

【Works 2017】『被爆樹木の下で』広島での作品制作

更新日:2018年7月18日

【御礼】


この度、『被爆樹木の下で』に炎天下の中ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

今回の企画は、被爆樹木のフォトグラムを撮影して6年になり、作品展示だけでなく作品制作のプロセス、ミュージシャン青木さんのライブを通して、造形表現以外の方法でも、たくさんの方に被爆樹木を知ってもらえたらと企画しました。


8:15前。写真の像を確認する


朝早くにもかかわらず、作品制作のために集まってくださった皆様


朝の陽差をポストカードサイズの感光紙に焼き付ける



折り鶴をメインに像を焼き付ける




ミュージシャン、青木さんの「ゆれる」



午後も多くの方が訪れてくれました。

シダレヤナギに触れて「やわらかいねー」という声。

触れることで実感すること。これは自分も2012年に初めて被爆樹木に出会った時に感じたことです。



現像作業。どんな像が出るかとてもワクワクする瞬間。


その後も制作を楽しみに来てくれる方が現れ、多くの人と被爆樹木の下で充実した時間を過ごしました。







8:15から19:06まで約半日、被爆樹木シダレヤナギの下にいました。

被爆樹木を通して、懐かしい方、初めましての方にたくさんお会い出来た事、心から御礼申し上げます。

本当に、この木のつくる場の心地よさ、そして集まる方々の素敵な感性に触れることができ、制作をしていてよかったと実感しました。


被爆樹木シダレヤナギは、今年、幹の低いところから若い枝葉が何本も伸びていました。上の方の葉とは違い、まだ若々しく柔らかい葉を風にそよがせ佇む姿に改めて感謝と美しさを感じました。

最後になりましたが、今回の企画で多大なる支援を頂いた、尊敬するアーティスト祐源紘史さんを始め広島の暖かい皆様に深く御礼申し上げます。

引き続きどうぞよろしくお願いします。


東京行きの夜行バスの中で。




以下企画詳細





【被爆樹木に会いに来てください】

ヒロシマには被爆樹木という木があります。


被爆樹木とは1945年8月6日8:15に落とされた原爆によってダメージを受けてもなお今、生き続けている樹木です。

今回の企画は、この被爆樹木をもっと多くの人に知ってもらい、「今」について考える機会をつくりたいと企画しました。 

浅見は2012年、被爆樹木に出会い、毎年変化する「被爆樹木の生きている時間」を感光紙に焼き付ける作品『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』を制作しています。その中で、1年に1枚、8/6 8:15に撮影する特別な作品があります。爆心地から最も近い370mで被爆した「シダレヤナギ」です。この制作を公開するとともに、今回の企画のスタートとし、日没まで作品を制作、随時ワークショップを行います。 

青木は浅見の『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』からインスピレーションを受け、2017年の2月に作曲・発表した『ゆれる』を披露します。 

2人の作家が被爆樹木の下でそれぞれのパフォーマンスを行います。 ぜひ被爆樹木と私たちに会いに来てください。 皆様のご参加をお待ちしています。



●作家紹介: ・浅見俊哉 Shunya Asami写真作家・WSデザイナー・キュレーター 1982年東京都葛飾区生まれ「時間」と「記憶」をテーマに写真作品を制作。 ワークショップやアートプロジェクトなどの企画も多数手がけ、アートの「場」づくりにも積極的に取り組む。 http://asa19821206.wixsite.com/shunya-asami

・青木 裕志 Hiroshi Aoki音楽家・オーガナイザー 音楽と人につながる、あらゆる"もの""こと"へ尽力します。音楽と美術と食をテーマにしたはなしプロジェクトプロデューサー。 https://grandtreehouserecords.wordpress.com/

●日時:2017年8月6日 8:15-日没まで ●場所:広島県広島市中区基町14 被爆樹木シダレヤナギの下爆心地から370m(Latitude:34.399418 Longitube:132.452937) ●お問い合わせ:shunya.asami@icloud.com

現在この企画に対する寄附を募っております。 どうぞ熱いご支援をよろしくお願い致します!





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