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執筆者の写真Shunya.Asami

【Lecture 2017】「原爆と人間展 @大宮図書館」で制作活動について講演しました

【御礼】


去る2017年8月1日。


足元の悪い中、「原爆と人間展」企画、「被爆樹木について語る」にご来場いただきました皆様、ありがとうございました。


今年で6年目となる制作について、これまでの制作を振り返りながら、今に繋がっていく話をしました。




被爆樹木を通して多くの人と出会い、自分の制作や作品への理解も深まってきました。

またこれまでの展覧会などで作品を見てくれた方の感想や意見も紹介をしました。







広島ではもちろん、広島ではない土地でもこうした機会を持つこともとても大切だと改めて感じました。


また当事者だけでなく、関心のない人にも一緒に考えてもらう機会をつくることはとても大事ではないかと思います。




私の話の後には、ミュージシャン、青木裕志さんの、被爆樹木の作品をみて生まれた曲『ゆれる』を含む三曲を聴いていただきました。



●これまでの作品展について



2015.7 個展「呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー」浅見俊哉作品展 

@ギャラリーG




2015.4 個展「呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー」浅見俊哉作品展 

@旧日本銀行広島支店




NHK広島放送局 「被爆70年 被爆樹木を撮る」



今回の講演と作品展で多くの人に被爆樹木の存在を知ってもらえたら嬉しいです。

展覧会は8/6まで開催しているのでどうぞよろしくお願いいたします。






最後になりましたが、今回の企画にお声がけいただきました実行委員会の齊藤様、代表の星様に深く御礼申し上げます。





以下企画詳細





8/1-8/6まで大宮図書館で開催される展覧会では、2015年にニューヨークの国連で国際原爆展の開催時に展示されたパネルを埼玉県で初公開。


その企画に、私の『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』も展示することが決まりました!

8/1(火)11:15- 視聴覚ホールにてトークイベント+ミュージシャン青木裕志さんによる作品をモチーフした楽曲を披露します。

皆さまお誘い合わせの上、ご来場いただければ幸いです。


2017.8/1(火)11:15-

講演:被爆樹木を撮り続けて 『呼吸する影』ー被爆樹木のフォトグラムー 写真作家 浅見 俊哉さん

作品制作にかける思いをお話しいただきます。

*被爆樹木とは1945 年8 月6 日被爆してなお今も芽吹き生き続けている樹木です。

●ミュージシャンの青木裕志さん が作品からインスピレーションを得て書いた曲を披露します。

場所:大宮図書館 展示ホール、視聴覚ホール 〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2丁目1−1 (大宮駅東口から徒歩15 分、氷川参道沿い)

主催・問い合わせ:「原爆と人間展」実行委員会  Tel:090-1254-3502(星)・090-1701-5079(齊藤) 後援:さいたま市、さいたま市教育委員会




《被爆樹木シダレヤナギ 8:15 8/6 2014》




《被爆樹木シダレヤナギ 9:28 4/17 2015》




●作品紹介

『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』

 ヒロシマにある「被爆樹木」の影をフォトグラムの手法を用いて直接感光紙で影を撮影したシリーズです。

「被爆樹木」とは、爆心地から約2km圏内で被爆した木を指します。フォトグラムで被爆樹木を撮影しようと思ったのは、今生きている被爆樹木の「時間」をダイレクトに写し撮りたいと考えたから。

被爆樹木の影を、直接感光紙に焼き付けることで1945年8月6日から現在までの生きてきた「時間」を掬いとれるのではないかと考えました。原爆に耐え、現在も力強く生きる姿を感じながら2012年から毎年広島に行き制作。

2016年から福島の「被曝樹木」の影を撮影するワークもスタート。

 さらに、被爆70年の2015年から、作品を国内のみならず世界に巡回していく「呼吸する影ツアー」を開始!

NHKの「被爆70年伝える つなげる 未来へ」でも取材をいただき反響が広がっています。






これかも、作品を通して多くの方と、被爆樹木を通して「今」を考える機会をつくりたいと活動していきます。



作品展示のご依頼は随時受け付けております。どうぞお気軽にご連絡ください。



「Breathing Shadow of the Bombed Trees」 I used the photogram's technique to take pictures of bombed trees in Hiroshima.

I want to take not only a figure of bombed trees but also "Time" of them. It is the reason why I use the technique "Photogram" to take pictures of bombed trees. To use the sensitized paper and take their shadow, I thought I was able to catch the days from August 6 1945 to 2012 when we live now.

The Bombed Trees were burned by the blast of the little boy, and about 2km distance from the centre of the explosion on August 6th,1945 during the Second World War. However, the bombed trees have been growing up strongly till today, this outcome made me so impressed and gave a great inspiration for my execution.

 From July 2016 I also started work to shoot the shadows of Fukushima's "Radiated trees".


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