【中之条ビエンナーレ2017】
2017年8月22日から約1週間、群馬県中之条町で作品制作をするため、レジデンスを行っています。
これまで制作したい作品の外周を整えてきたけれど、やっと中心に向かうイメージです。
今回の作品は、「生活の影」をテーマに制作。
なんと、中之条町歴史と民俗の博物館の協力で、博物館の中に展示されているものをお借りして制作ができています。
中之条町で発掘された5500年前の縄文土器や弥生時代の人骨、古墳時代のはにわ、養蚕の道具などの影に加え、宮城県名取市閖上地区の遺失物、広島で被爆樹木ユーカリの影を構成しました。
宮城県閖上地区の遺失物たち
制作現場では、中之条の子供たちとのミニワークショップも実現!
身の回りのものをカメラを使わずに焼き付ける写真の原理を体験しました!
ジアゾ感光紙とサイアノタイプの2つの撮影技法を体験しました!
また、8/23に行った作品制作の様子を、中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」のホームページに紹介していただきました。
貴重な縄文土器や土偶、埴輪、弥生時代の人骨!!など、
ミュゼの収蔵品をお借りしての制作は、今までにない緊張感がありましたが、館長さんをはじめ、スタッフの方の暖かいご支援の下、無事に作品制作を完了しました。
作品は、伊参スタジオにて中之条ビエンナーレの会期中(9/9から10/9)に観ることができます。
作品だけでなく、博物館の収蔵品も合わせてご覧いただければ幸いです。
・中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」 http://www.town.nakanojo.gunma.jp/musee/
滞在は伊参スタジオ。 完成までもう一息、頑張ります!!
・中之条ビエンナーレ2017
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