「呼吸する影-HIROSHIMA EXHIBITION TOUR 2019-」 今年は広島市内5つの公共施設で、被爆樹木の作品展が巡回します。
「呼吸する影-HIROSHIMA EXHIBITION TOUR 2019-」
スケジュール
7/3-7/14 広島市吉島公民館
7/19-7/31 広島市舟入公民館
8/3-8/5 広島市青少年センター (8/5ワークショップ・ライブイベント開催)
8/6 被爆樹木シダレヤナギの下 (公開制作・ワークショップ・ライブイベント)
8/9-8/23 広島市竹屋公民館
8/26-9/8 広島市中央公民館
・開館時間・定休日などは、各施設のホームページなどをご覧ください。
にもにも作品出品しています。会期:2019 7/12-8/12
作品展について
本作品展は、ヒロシマの被爆樹木をカメラを使わずに撮影した作品展です。 撮影方法は、ヒロシマに現在も生きる被爆樹木の影を太陽光を用いて直接感光紙に直接焼き付けます。天日写真や日光写真というと馴染みの深い方も多いかもしれません。
被爆樹木は爆心地から約2キロ以内で、原爆により被爆しながらも生き延びた樹木を指し、広島市内に約160本あります。この樹木と出会ったのは2012年。東日本大震災を契機にヒロシマを訪れた時、爆心地から最も近い370mの場所に佇む、シダレヤナギと出会いました。豊かな枝葉を伸ばし、風を梳く姿が美しく、初めてこの樹木に触れた時、大きな感謝の感情が湧いてきたことを今も鮮明に覚えています。
それから毎年ヒロシマに行き、被爆樹木の今の時間を焼き付けることがライフワークとなりました。8年目の今年のツアーを通して被爆樹木の「いのち」や「今」を感じていただければ幸いです。
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