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執筆者の写真Shunya.Asami

【Workshop2005】アナログとデジタル:写真表現のハイブリットワークショップ


「アナログ・デジタル一体型写真ワークショップ」の実施



○ワークショップの概要


 このワークショップは、アナログとデジタル一体型の写真体験ワークショップである。

ダンボールで制作した移動式巨大カメラの中で、主に2つの写真ワークショップを行う。

ダンボールで製作された巨大カメラの外観




 一つ目は、「カメラに入ろう!」である。









カメラの外壁に取り付けられたレンズを通して欠蔵された風景を白い画用紙に投影させる。写った像は天地左右逆像で、参加者は目で見る風景との差に驚く。画用紙をレンズに近づけたり、遠ざけたりすることでピント調節も体感できる。像のピントを合わせたり、親や友人と協力して画用紙を繋ぎ合わせ大きな風景をつくることも可能である。





 二つ目は、「光絵を描こう!」である。









外壁のレンズを取り、遮光するとカメラの中は暗室になる。その中でペンライトを動かし、空間に絵を描く。光跡はデジタルカメラをもちいて長時間露光撮影する。さらにデジタルカメラの特性を生かし、その場でプリンター出力する。この「光絵」は、空間に絵を描く人の思いや運動そのものが光跡り、デジタルカメラのモニタでデータを確認し、更に工夫を加えることも容易である。そうすることで身体表現と造形表現をより深く追求することが出来る。




○メディア掲載

『教育美術・2005年5月号』(財団法人教育美術振興会出版)

特集:「デジタルでつながる造形・美術教育」で紹介




2011-03-24 19:58 再編し執筆


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