草加せんべいで有名で松尾芭蕉の奥の細道ゆかりの草加松原で「影をつかまえる-フォトグラムワークショップ-」を開催しました。
カメラを使わない日光写真の制作。0から写真をつくる体験プログラムということで、感光液を自分で調合、布に塗布するところから制作。その後乾燥させ、自分のたいせつなものを感光面に置き、太陽光で約10分焼きつけ、作品をつくりました。
草加おやこ劇場でのワークショップは恒例ですが、馴染みの子どもたちが大きくなったり、焼き付ける大切なもののモチーフが変化したりして、とても楽しく制作できました。
参加者のアンケートから。
どんなところにワクワクして、課題がどこにあるかを考える手立てとしてアンケートは貴重です。
今回はワークショップの後半に、身近な河川敷を散策して見つけたモチーフを自分の持ってきたモチーフと組み合わせた制作から充実した時間が生まれていました。
国指定の名勝「草加松原」
松林が素敵な空間でモチーフ探し。松ぼっくりがたくさん落ちています。
「この場所でモチーフ探しをする」アイデアは、草加おやこ劇場のスタッフの方とミーティングを重ねて出たものです。それをプログラムに反映させ、制作する作品の充実、身の回りのものへのまなざしの変化などが生まれました。
様々な素材の組み合わせで生き物のイメージをつくる
松の葉を流星の尾に見立てて使用
草加おやこ劇場のスタッフの方も子どもと一緒に制作。
ワークショップは『ある種いきもの』で、この場所で上手くいったテンプレートが次の場所で上手くいくかといったらそうではなく、環境や場をつくっている人とのアイデアの交換の時間が参加者のワクワクした時間を生み出すのだと改めて感じた時間になりました。
参加してくださった皆様、草加おやこ劇場のスタッフの皆様に深く御礼申し上げます。ありがとうございました(^^)
ワークショップの開催依頼も随時受け付けています。是非ワクワクする場を一緒につくりましょう!依頼はメールからお願いします(^^)
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